院内報「こころ」Medical Journal KOKORO
◆夏季休診期間のお知らせ◆
☆夏季休診期間: 8月11日(金・祝)~17日(木)
以上の期間中は全面休診となりますので、ご来院されないようご注意下さい。
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♠今後の新型コロナ対応の見通しと、
風邪症状についての当院の対応について♣
新型コロナが、5月8日からは感染症法上の位置づけが2類相当からインフルエンザと同じ5類相当に引き下げられることになりました。 それに伴って新型コロナに関する取り扱いが様々に変更となります。 基本的な内容は、厚労省HPをご覧ください。
<下記に要点を記します>
(NHK特設サイトより抜粋・改変)
●検査・治療の原則有料化:
★各自治体の検査キット配布終了
★民間の検査所で行われているPCR検査→有料
★医療機関で行う検査で、検査キットを使用する場合も自己負担で行うことになります。
★★但し、医療機関や高齢者施設、障害者施設で感染者が出た場合に、周囲の人への検査や職員への集中的検査を都道府県等が行う場合は、「行政検査」として無料で行われます。
★感染して治療する際の外来診療の窓口負担分は、通常はインフルエンザの場合とほぼ同じくらいになります(1回数千円程度)(病状が重い場合は高額になる可能性があります)。 軽症の場合は通常の風邪に準じた薬の使用ですが、高額なコロナ治療薬を使用する場合は、夏の感染拡大も想定し、9月末まで引き続き公費で負担されます。 仮に公費負担が無くなれば、例えば、新型コロナの治療薬「ラゲブリオ」は、外来での自己負担は最大3万数千円になる見込みです。
●療養中の外出自粛について:
個人の判断に委ねられることになります。 厚生労働省が推奨する目安は下記のとおりです。
▽発症の翌日から5日間は外出を控える。 但し、学校では、この期間出席停止になります。
▽症状が軽くなっても24時間程度は外出を控える▽発症後10日間が経過するまではウイルスを排出する可能性があることから、マスクの着用や高齢者などとの接触は控えることなど、ご配慮を!
▽濃厚接触者にも法律に基づく外出自粛は求められなくなりますが、医療機関や高齢者施設などでクラスターなどが発生した場合は行動制限への協力を求める可能性があるとしています。
●宿泊療養施設・保健所の観察の中止等:
★宿泊療養施設は、原則終了(高齢者や妊婦の療養のための宿泊療養施設については、9月末まで継続されます(但し、一定の自己負担あり)。
★高齢者や基礎疾患のある人などについて保健所が行ってきた健康観察も行われなくなります。
★新型コロナ感染症の経過や後遺症(呼吸苦や倦怠感が続く等)にお悩みの方(堺市在住の方)は、
堺市新型コロナ受診相談センターにお問合せを!
【電話番号】072-228-0239
【受付時間】(月から金)午前9時から午後8時 (土・日・祝)午前9時から午後5時30分
●マスク着用について:
マスクの着用は個人の判断ということになりました。 ただ、以下の場合はマスク着用が要請されています。▽医療機関を受診する時
▽重症化リスクの高い人が多い医療機関や高齢者施設などを訪問する時
▽混雑した電車やバスに乗車する時
当院受診時には引き続きマスクの着用をお願いいたします。 引き続き感染予防に努めてください。
●今後の新型コロナワクチンについて:
感染予防対策の1つである新型コロナワクチンは4月以降も1年間無料で接種できることになりました。 ご高齢者や基礎疾患のある人については年2回(5~8月と9~12月)、重症化リスクが低い人は年1回(9~12月)受けられます。
★★★<今後の当院での対応について>★★★
☆風邪症状や発熱のある方の通常診療を行うこととなりました。 症状が重い場合などは近隣の病院への受診を勧めさせていただくことがあります。 また、待機場所の確保が困難で、状況により院外(廊下や車中等)でお待ちいただく場合があります。
☆風邪症状や発熱のある方が受診される場合は、受診前にお電話下さい。
☆新型コロナワクチンを実施いたします。 接種券が届いたらお電話でご予約下さい(完全予約)。
※接種時期・接種券等については、堺市新型コロナワクチン接種コールセンターまで。
電話:0570-048-567
☆ 新しいスタッフの自己紹介 ☆
このたび、新たに2名の事務スタッフを当院に迎えました。 どうぞ温かく見守って下さい。(院長)
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♥ 事務スタッフ 末原
今年の3月よりお世話になっています。 事務員の末原と申します。 内科、婦人科と消化器・内視鏡内科の経験後、嶋田クリニックにご縁をいただきました。 こちらでは初めての事務内容が沢山ありあたふたしてしまうことが多々ありますが、先輩の皆さんが何度質問しても優しく教えてくださるので安心して出勤しています。 一人前になるのはまだまだ先ですが、少しでも早く仕事を覚えてスタッフの一員として頼っていただけるように頑張りたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
♥ 事務スタッフ 田中
5月より、新しく受付事務スタッフとしてお世話になっています、田中と申します。 こちらの患者様から、嶋田クリニックの先生方が腕も人柄もすごく良いので、働いてみませんかとご縁をいただきました。 神経内科は初めてなので、覚える事もまだまだたくさんありますが、あたたかい職場の先輩方を見習い、信頼して頂ける力強い存在となれるよう精一杯頑張っていく所存です。 ぜひ気軽に話しかけていただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
♡ 健診のトリセツ ♡
看護師長 佐野
当院では大阪府の75歳以上の後期高齢者健診と堺市国民健康保険の特定健診を実施しています。
絶飲で来られる方が時々おられますが、脱水で危険です。 注射器で引けないほどドロドロの時があり、血栓が心配です。 当院での健診は水分をしっかり飲んでおいて下さい。 糖尿病の薬以外も飲んでおいて下さい。 食事をせずに薬を飲んではダメと思いがちですが、たくさんの水で飲めば大丈夫です。 特に冬場は血圧が高くなり、200越えが続出します。 コレステロールが高めの人は前日に焼き肉等を食べると急上昇することがあります。 お付き合いでどうしても必要な時は予約の変更か結果説明を聞くときに覚えておいてくださいませ。
特定健診は10時間以上の絶食が必要でうっかり食べた時はキャンセルし予約の変更を!
後期高齢健診は食後4時間以上経てば大丈夫です。 特に認知症の方の場合、連れて来られる家族の方にはご本人に食べて来ていただくようにお願いします。 生活のリズムを整える効果や食事にも水分が含まれているので脳の血流低下を防げます。 ただ、ご本人が水を飲んでくれずに苦労しますよね・・・。
糖尿病がある場合、当日の食事は先生と相談して下さい。 心配性の方、前日からドキドキしがちですが、気楽に受けて下さいね。 検査後モーニングやランチの予定を入れる方もおられ、上手に楽しく暮らしておられるなーと勉強になります。
♡ マスクの着用について ♡
事務主任 坂本
マスクの着用は、個人の判断となってから二ヶ月が過ぎようとしていますが、殆どの人が今まで通りマスクを着用しています。私もその中の一人です。これから暑い夏が来ると、外を歩く時にマスクを外す時間が増えてくると思いますが、病院や介護施設に行く時はもちろん、映画館や劇場などマスクを着用しなければいけない場所があるのでマスクを持たずに外出するのは、まだまだ先の様に感じます。
今月からコロナが2類相当から5類になりますが、コロナが全く無くなった訳では無いので今まで通り感染対策をしたいと思います。
♂ 気持ちが若いと脳も若い?♀ 院長
もう数年前の発表ですが、MRIなどの解析で、「実年齢よりも自分が若いと感じる人たちは、脳も本当に若かった」との研究発表がありました。 また、もう10年以上の前の日本神経学会の発表ですが、「見た目の年令と実際の年令の差と、その人の認知機能のテスト結果との関連を調べた研究で、見た目が若い人でテスト結果が有意に良かった」とのことでした。
年齢を重ねても、少年の頃のような関心、興味を失わないように努めること、見た目を若く保つように努力することが、脳を老けさせず、認知症予防となる秘訣の1つかもしれませんね!
私もとっくに還暦をすぎましたが、心は35歳くらいだなあ・・・ 自分の子供たちと心は同年代で、妻(副院長)を自分の母親のように感じるなあ・・・妻からは「出来の悪い長男」のように見られているようだなあ・・・ などとよく妄想にふけりますが・・・