◆ 当面の休診日のお知らせ ◆

  

 当面の休診予定日をお知らせいたします。

*1月:1月18日(土)は休診いたします。

*2月:2月8日(土)、2月22日(土)は休診。

*3月:3月8日(土)、3月22日(土)は休診。

*4月:4月12日(土)、4月26日(土)は休診。

  

◎土曜日は不定期に休診いたしますので、ご予約なしに受診される場合は予め必ず電話にてご確認下さい。

   


 

★ 重要なお知らせ(予告):

 本年5月ゴールデンウィーク後より、 診療形態(診療日・診療時間等)を、大幅に変更する予定です!!★

 

 諸事情のため、現在、診療日や診療時間、院長の診察予約のあり方などの変更を検討中です。  この3月初めまでに具体案をまとめ、5月のGW(ゴールデンウィーク)後から新しい体制で診療に臨ませていただく予定です。  改めて詳細を次号のこころ誌などで広くお知らせする予定です。

      


   

☆ 馬(午)にまつわる格言・ことわざ

   ・・・年始恒例、院長が、首ったけで調べました ☆

    

 皆様、明けましておめでとうございます。 今年は十二支七番手の午年です。 

 馬と言えば、たてがみを颯爽と風になびかせて走っている姿が眼に浮かびますが、2014年はこのイメージで「物事が”ウマ”くいく」「幸運が駆け込んでくる」年であってほしいですね!! 実際、馬はそのイメージどおり、縁起の良い動物とされているそうです。 ただ、動物の馬を割り当てられた元々の「午」は、「つきあたる」「さからう」の意味を表す「忤」から来ています。 これは、植物の生育が止まり、衰退の兆しを見せている状態とされ、馬のイメージと逆のように思います。

 「午」は、方角では南に相当(ちなみに、北を表わす「子」と合わせ、南北を結ぶ線を「子午線」と呼ぶ)、時間では昼の12時を中心とする約2時間(昼の12時を正午と言うのはこれが由来)。 旧暦5月を「午の月」と呼びます(現在の暦の6~7月頃で初夏)。

 今年の干支は「甲午(きのえうま)」。 「甲」の文字は亀の甲羅から来ており、固い殻、つまり種を意味するものとのこと。 「甲午(きのえうま)」の年は「好き勝手に動く年」とされているそうで、激動の年となるとのこと。 良いことがどんどん起こるのであればいいのですが、社会でのいろんな問題の拡大が、平成“甲午”の特色として、後の世に記されるかもしれません。

 「甲」の年の恵方は東北東になります。(恵方にはその年の福徳を司る神・歳徳神(としとくじん)が降臨し、立春から節分までの一年間、諸々のことに大吉とされる方位) 今年の節分には真東より少し北側を向いて「恵方巻き」を食べましょう。

    

 前書きが長くなってしまいましたが、年始恒例のことわざ調べ、年頭にあたり、馬(午)にまつわる格言・ことわざ・比喩を調べてみました。 馬は人との付き合いが古い動物で、人間の生活に深く関わりあい、人の役に立ち、人間も馬を大事に扱いました。 それゆえに、ほかの動物以上に、多くの格言・ことわざ・比喩に登場します。

 まずは、元気が出るような言葉から・・・

   

●天馬(てんば)空(くう)を行く

 天に住むという馬が自由自在に大空をかける。 自由奔放でとらわれることがなく、何物にも妨げられないことをいう。 まさに馬のイメージですね!

   

●老いたる馬は道を忘れず

 年をとった馬は、長年通い慣れた道を忘れてはいない。 人生経験豊かな老人は物事の判断を誤らない。 また、代々主家に仕えて受けた恩恵を後々までも忘れないという使われ方もされます。

   

●人間万事塞翁(さいおう)が馬

 人生の幸不幸は前もってわからないものだから、その度に喜んだり悲しんだりすることはないということ。 昔、国境近くに住んでいた翁の馬が逃げてしまった。 その後数ヶ月たって、その馬が名馬を連れて帰って来た。 ところが翁の子が喜んで乗っていると、馬から落ちて足に負傷した。 一年後に他国が攻め込んで着た時、国中の若者は皆戦いに出て戦死したが、 翁の子は足を引きずっていたために、兵役を免れて無事であった、という故事による。

   

●馬には乗ってみよ、人には添うてみよ 

 馬には乗ってみないと、人とは親しく交際してみないと、また、夫婦になって共に苦労してみないと、相手の良否を判断することはできない。 そのものの値打ちは、外見やちょっとした付き合いだけではわからない、という意味。 情報過多と言われる時代ですが、上っ面の情報がたくさんあろうとも、このことわざが言うことが真実ですねえ。

   

●将を射んとせば先ず馬を射よ

 敵将を討ち取ろうとするならば、まずその乗っている馬を射て倒せ。 目的物を得るためには、その周囲にあるものから攻めて掛かるのが早道である。

    

●尻馬に乗れば落ちる(「尻馬に乗る」は、無批判に他人の言説に雷同することをいう。)

 他人の言動をまねたり、他人のすることに便乗して考えずに行なうと失敗する。その通りです、ハイ。

   

●竜馬(りょうめ)のつまずき

 ずば抜けて優れた馬でも時には、つまずくことがあるもので、どんな賢い人にも失敗があるというたとえをいう。【類句】弘法にも筆の誤り 等

   

●馬の耳に念仏

 馬が念仏などを聞いても、少しもありがたがらないことから、意見などを言っても聞き入れようとせず、無駄であること。 【類句】 馬耳東風

    

・・・・・ まだまだたくさんありますが、紙面の都合でここまでにしておきます。 (院長)

    


     

●  副院長のお勧めの1冊  ●

集英社新書「成長から成熟へ~さようなら経済大国」 

   

 著者の天野祐吉さんは、「広告」を通じて世の中の動きを見つめ、批評されてきました。 この本は天野さんの死後発行され最後のメッセージです。  『経済成長は必ずしも生活の満足度とは結び付かない。 日本もアメリカも、経済が成長すればするほど、生活の満足度が低下する傾向にある。 これからは「脱成長」を目指したい。 脱成長のエッセンスは「減らす」こと。ごみを減らす。環境に残す我々の痕跡を減らす。 過剰生産を減らす。 剰消費を減らす。 脱成長の道は「成熟社会」への道である。』 『日本は1位とか2位とかを争う野暮な国じゃなくていい。「別品」の国でありたい。』

    

 『お正月の福袋はなぜ売れるのか?人はなぜ福袋を買うのか?・・・答えは簡単で「買うものがないから」「欲しいものが見つからないから」「何かが買いたいから」なんです。 モノを買い続けるように“教育”されてしまった今の消費者は、何かがほしいんですね。 その何かが、この袋の中に入っているかもしれない。そんな思いが、福袋を買わせる一番大きな力になっているんじゃないでしょうか。』

   


  

◆秋の日帰り京都旅行のご報告◆

 事務スタッフ 小谷 泉

  

 クリニックの職員旅行で京都に行きました。 

   

 京都御所では天皇が日常生活を送った清涼殿やニュースでよく見る蹴鞠の庭など貴重なものをたくさん見ることができました。 

 次は平安時代からの紅葉名所の永観堂です。 境内を埋め尽くす紅葉は3000本だそうで、どこを見ても真っ赤ですごく綺麗でした。「みかえり阿弥陀」も有名で金色に輝き左斜め後ろを振り返っている姿をしています。 お顔全体にただよう穏やかな微笑みは、修行中の高僧・永観律師を励まされた時のままだそうで、とっても癒される感じがしました。 

   

 昼食は南禅寺「順正」で、南禅寺前の湯豆腐は江戸時代より名所だそうです。 美味しい料理をお腹いっぱい頂きました。 

 お昼からは、大河ドラマ「八重の桜」ゆかりの寺の金戒光明寺と真如堂に行き、仕掛けのある「虎の襖絵」や八重さんの直筆の和歌、写真(87歳)を見ました。 八重さんは白髪頭でしたが鼻筋が通ったすごい美人でした。 

 その後、哲学の道を通って銀閣寺に行き、最後に錦市場で買い物を楽しみ帰路につきました。 

   

 晩秋の京都を満喫しました。